PAINTWEBのTEXTで取り上げた図像解釈を書くために参考にした
イコノロジー(図像解釈学)の文献等を紹介します。
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 □ 新規追加商品

花についての非常に豊富な図版があります。中には全く違う季節に咲く花が描かれることから、部分部分で完成させていって1年がかりで仕上げる作品もあるようです。下の花が春に咲くなら、上にある花は冬に咲く花、という感じです。掲載されている作品も非常に素晴らしいものばかりなので画集としても良い一冊です。巻末の論文では花卉画の歴史について詳細に語られています。

これは聖母マリアに限定して絵画と美術史を紹介している本です。内容は西洋絵画の主題物語とかなり重なる部分が多いので、そちらを読めばこの内容の大部分は理解できているはずです。しかし、やはりこちらの方が詳細であり、巻末の事典も便利なので、マリアについてより深く知りたい時はこれを読むと良いと思います。

静物画の歴史やその時代における立場などを説明しています。たくさんの図版もあり、静物画がどんな存在であったのか知るにはとても良い一冊です。内容も非常に読みやすくなっています。

左の静物画と同じシリーズで、こちらは物語画の歴史からその内容までを紹介している本です。図版が多く内容も読みやすいのでなかなか良い一冊です。

 □ おススメ

代表的なイコノグラフィー入門書の一つです。当サイトもフェルメールの「天秤を持つ女」の解釈について本書を参考にしました。後半はICONCLASSというネット公開されている世界的な図像データベースの使い方の解説をしています。イコノグラフィー研究を始める足がかりとして良い一冊です。内容も比較的読みやすくなっています。チェーザレ・リーパに始まるイコノグラフィー研究の歴史も知る事ができます。後半のICONCLASSの使い方についてはそこまで本格的に研究しようと思っている人以外にはあまり意味がないかもしれません。

一番オススメの一冊です。パリスの審判の解釈を参考にしました。わかりやすく内容も充実した文献です。取り上げている範囲は幅広く、神話画や宗教画などから静物画などまで、この一冊でかなり多くの図像解釈を学ぶことができます。読みやすくて図版も多く、役に立つ一冊だと思います。

エルヴィン・パノフスキーという人物の有名な著作です。代表的なイコノロジー研究者であり、文庫版でも出ているのでお手頃な価格で買う事ができます。イコノグラフィーとはどういうものかということから時の擬人像や盲目のクピドの事など、最もよく使われる概念を説明しています。

同じくイコノロジー研究のこちらは下巻です。この二冊を読むと様々な本で基本とされていることがわかってきます。

NHKで放送されていた番組の内容を改めて本にまとめた物です。文庫本で持ち運びが楽だし値段も手頃です。大きく分けて12点の作品についての解説がありますが、その名の通り入門書としては充分なイコノロジーに関する知識が得られます。

たくさんあるアトリビュートに焦点を当てて取り上げている文献です。当サイトではアトリビュートと擬人像に関しての多くを参考にしています。冒頭は絵画の読み方についての解説があり、後半はアトリビュートとなる物を58点解説しています。私がイコノグラフィーにはまったのもこの本がきっかけでした。他の本は紹介する量は豊富なのですが、飽きっぽい方はまずこの本から読み始めると良いかもしれません。他の本とは違い、先に物があるというのがユニークです。

西洋の絵画にはTEXTの文中で語ったように、文献から取材した作品がたくさんあります。その典拠となっている作品として特に多いのが聖書とギリシャ神話ですが、この本は聖書と神話の内容を豊富な図版付きで簡潔にまとめてあります。この2冊を読めば絵画の主題の多くを理解できるようになるのでとても役立ちます。絵画鑑賞をするならまずこの本で主題についての理解を深めておくと、どんな絵画を見ても主題から理解する事ができるようになります。

神話編では後半は神話に限らず、よく使われた主題の解説もあります。印象派以前の絵を理解するためにはまずこの二冊を読めば大抵の主題は理解できるようになります。

絵画の主題やアトリビュートについてまとめた事典です。特定の絵画について知りたい時、自分で調べるのにはとても役立ちます。辞書のように主題の名前で調べるとその物語の解説が出てきます。例えば「パリスの審判」で調べるとパリスが3人の女神を選ぶに至る経緯などを知る事ができます。当サイトでは十二使徒についての解説の際に参考にしました。他の本では既に解釈した結果しか知る事ができませんが、この事典を利用することで自力で解説のない未知の絵画を読む事ができます。十二使徒の絵画もまとまった解説をした本はなかったのですが、この事典のおかげで十二使徒全ての図像解釈を紹介することができました。値段は少々高いですが、絵画を読む事にはまった方にとっては損のない買い物になると思います。

薔薇に関する作品の図像解釈を説明する本です。薔薇に限定しても本が書けてしまう所はイコノグラフィーの奥の深さを感じさせます。ヴィーナスのアトリビュートであることや、薔薇が意味する内容などを解説するようです。立ち読みだけでまだ全ては読んでいません。

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