1.北アメリカ大陸各国の民族

●メキシコ合衆国


メキシコ人はメキシコのことを「メヒコ」と呼ぶ。
「メヒコ」とはスペイン語でメキシコを意味する。
日本人が自分の国のことをジャパンではなく「日本」というのと同じである。
メキシコには先住民がいたが、スペイン人が移住してきて今のメキシコは
1、先住民 2、スペイン人 3、その混血である「メスティーソ」
と呼ばれる人々が主に暮らしている。
スペイン人は昔、メキシコで「銀」がとれる場所を見つけた。
その事でシルバーラッシュとなり、スペイン人が大勢移住してきた。
そのため、今まではメスティーソがメキシコの全人口の60%を占めている。

●カナダ

年間に留学または研修目的でカナダに入国する日本人は約1万2千人いる(法務省発表)。
カナダはバイリンガルの国であり、英語とフランス語が公用語となっている。
カナダ人のルーツは実に多彩で、さまざまな文化の混在したオープンな社会である。
実際、カナダ人の3人に1人はイギリス、フランス系の民族である。
主な先住民はイヌイットと呼ばれる民族である。

●アラスカ州(アメリカ合衆国)

アラスカは、我々が「エスキモー」と呼んでいる単一の民族だけの世界ではない。
つまり大別するとアラスカ先住民とは、
エスキモーと呼ばれる人々とインディアンと呼ばれる人々のことである。
またアラスカ州の人口が現在60万人であるが、
そのうち先住民たちが占める割合は約8万5000人である。
つまり、アラスカ州は白人系とエスキモー系とインデアン系の混在する世界なのである。
(ちなみにアラスカ在住の日本人は約500名、韓国人は約1万5000人。)
「エスキモー」という言葉は「生肉を食う輩」という意味で、
北米インデアンたちが付けた北方民族への蔑称であり、差別用語とされている。
この事例は多数の民族が混在するアラスカ州においては当てはまらず、
「エスキモー」という呼び名は問題にはならないそうだ。
この名称に特に神経を使わなくてはならないのは、隣接する大国カナダにおいてのことである。
カナダ及びグリーンランドにおける限られた北方民族たちがイヌイット(Inuit)なのである。
本来イヌイットという民族名は現地語で「人々」という意味であり、イヌク(Inuk)[人]の複数形である。

●アメリカ合衆国

アメリカの先住民はいわゆるインディアンである。
現在ではネイティブアメリカンと呼ばれる。
皮工芸、ビーズワーク、ターコイズ・シルバージュエリーなど多彩な工芸がある。

現在、連邦が認めているインディアントライブ(部族)は557(内226はアラスカ)ある。
一般にバンドというのは血縁で固まった集団、
トライブというのはそれより広くいくつかの血族集団(それも全く無関係ではない)が
集まった集団を指すようである(インディアンの基本的単位で主権が認められる政治的集団)。

アメリカの人種構成

白人
77.1%
黒人
12.9%
アジア系

4.2%

アメリカとアラスカの原住民族
1.5%
ハワイ等の大平洋諸島原住民族
0.3%
その他
4%

 


1.北アメリカ

2.インディアン

3.シルバージュエリー

4.種族と技法
5.素材になる石

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